3月13日付け、産経新聞の記事より。
『大阪府の橋下徹知事は13日、30歳以下の若手職員を対象に初めて朝礼を開いた。知事は、予定時間の倍の30分にわたって財政再建や水辺を生かしたまちづくりについて熱弁。「本当は始業前に朝礼をしたかったが、超過勤務になると言われてできなかった」と不満を口にすると、女性職員が「どれだけサービス残業をしているか知っているのか」と反論するなど、初回からヒートアップした。』
『橋下知事は、府庁をプロ野球チームに例え「5位、6位のチームがAクラスになるにも3、4年かかる。5年、10年後を見据えて大阪が変わるための基礎作り、種まきをしていきたい」と改革への決意を表明。「現場の第一線のみなさんが変わらないと、府庁の職員も変わらない」と変化を促し、「大阪を変えるため、府民のために一緒に頑張ろう」と呼びかけた。
さらに、橋下知事は「始業前に朝礼をしたかったが、超過勤務になるのでできなかった。たかだか15分の朝礼ができないというなら、勤務時間中のたばこや私語も一切認めない」と発言。
これに対し、後方で聞いていた女性職員(30)が突然立ち上がり、「どれだけサービス残業をやっていると思っているんですか。知事は不満があればメールを送れといって、職場を分断している」と反論した。』
色々と話題になっているので、たまには私もミーハーになってこの出来事について少しだけ意見をさせて頂ければと思います。
但し、様々なサイトではこの出来事について検証が行なわれているようですが、ここでは純粋に「サービス残業」について考えたいと思います。
私が銀行員、すなわちサラリーマンであった時、私も当然のようにサービス残業をしていました。
当初、残業の申告は紙ベースの申告用紙で行なわれていたのですが、時代の流れと共に「紙→ネット申請→ネット接続で管理」と段階を踏んで厳しく監視されるようになりました。
ちなみにある上限の残業時間を越える場合には都度理由の説明を行なうなどといったことも決められていました。
なお、紙ベースの申請の時には周りの先輩や上司の目を見ながら、「今月は○○時間」と暗黙の了解があり、実際の残業時間との差がいわゆるサービス残業となっていた訳です。
しかし、当時私にはサービス残業という概念は無く、入社間もない頃を除けば仕事が残っていれば残業するし、申告出来ない残業なら極力残らない、と決めていました。
逆に言えば、お客様を抱えるイチ担当者として、迷惑をかけることなく仕事が処理出来ていれば、何ら問題は生じませんし、何よりも周りの目を気にする必要が無いと思っていたのです。
すなわち、結局のところ、サービス残業と言うのは会社としての意識は勿論のこと、自分自身の意識の問題ではないかと私は思うのです。
いくらサービス残業となっても、お客様そして自分の為、という意識の高い方はいらっしゃいますし、逆に自分の他の時間の為にサービス残業はしない、というのもある意味、意識の高い方ということになります。
従って今回のケース、「サービス残業」→「無駄な残業」をさせない組織作りを橋下知事が目指し、その中で個々の職員がそれぞれの価値観、意識の中でサービス残業を考えていけば良いのです。
個人的には行政という私たちの生活を支える組織にいる方々の中に、多少残業になっても市民の為に働きたいという方がいらっしゃることを期待したいところなのですが。
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