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崇高の礼

某団体の青年部の会議にお邪魔をし、御挨拶をさせて頂きました。
元々存じ上げていた方、そうでない方、非常に刺激を受けそうなメンバーの方ばかりです。

会議の後には食事にも誘って頂き、勉強になるお話し、そして笑顔になるようなお話をお聞きしました。
個別にお名前を出すことは差し控えさせて頂きますが、このブログを御覧頂いている方もおり、「この写真は撮らなくて良いの?」と熱く御指導頂きました(笑)

最近こういった夜の会合に頻繁に出席させて頂くのですが、ほぼ全てといって良いほど私が最年少です。
とすると、先輩方のお酒をつくったり、食事を取り分けたりということに自然と体が動きます。

しかし、今回の席ではまず先輩にお酒をつくって頂き、恐縮しきり。。。
そこでふと、学生時代に今でも尊敬する先輩がお話されていた「崇高の礼」のことを思い出しました。

社会人ともなると、様々なマナーを学ぶことがあると思います。
例えば、エレベーターやタクシーの乗り位置、お酒の出し方、名刺交換の仕方などなど・・・

そんな中、ある日ビルのドアを先に開けて下さったその先輩が一言私に言いました。

「本来のマナーは後輩がドアを開けるべき。しかし、今ドアを開けているのは先輩の俺。その時点でお前は先輩こそ先になどと言わず、なるべくスムーズに、そして感謝をしながら中に入ること、それこそが崇高の礼というものだ。」

口うるさい先輩なのかもしれません。
しかし私はそれ以来、マナーを守ることの大切さ、そしてそれを守れなかった時(守れる状況でなかった時)の対応こそ最も配慮すべきタイミングであることを肝に銘じました。

今回の話に戻りますが、普段ならばお会いできないような大先輩方に出会え、そして食事にお供させて頂いたこの状況の中で、先輩がつくったお酒を美味しく飲むことこそが崇高の礼なのです。
決して飲み過ぎの言い訳ではありませんし、飲み過ぎてもいませんのであしからず(笑)

本当に楽しい、そして勉強になる時間でした。
諸先輩方、また是非宜しくお願い致します。

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