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tele-politics

6月7日付け、産経新聞より

『 自民党は6日、テレビ朝日が報道番組「報道ステーション」で後期高齢者医療制度に関して「無関係な映像を使い国民に誤解を与え、自民党役員の名誉を毀損した」として抗議し、訂正放送と謝罪を求める通知を出した。また、テレビ朝日に無期限で党役員会と役員連絡会の冒頭撮影を拒否する方針も伝えた。

  自民党が問題視しているのは4日夜放送の後期高齢者医療制度に関する報道。3日の役員連絡会で党役員が沖縄の夏服「かりゆしウエア」を着て和やかなムードに包まれている様子をVTRで流した上で、古舘伊知郎キャスターが「よく笑っていられますねえ」とコメントしたという。』

テレビを中心とするマスコミの演出効果を、政治的手段として利用することをテレポリティクス(tele-politics)と言うことは御存知の方も多いかと思います。

元々はアメリカで生まれた言葉であり、当然その研究も進んでいる訳ですが、日本においても特に小泉内閣誕生の頃から強く意識をされ始めた言葉ではないでしょうか。

しかし日本におけるテレポリティクスというと、どうしても「ワイドショー政治」的なニュアンスが強いように感じてなりません。

過去にアメリカの政策研究所で働いていた知人とこの話題で議論をしたことがあるのですが、私も知人も一致する意見が「マスコミの成熟度」の部分です。

まず、当然各マスメディアも慈善事業で会社を経営している訳ではありませんので、いかに視聴者の興味を引き、それを収益へと繋げることがいかに大切かは容易に理解できるところです。

ただ、そこにはある情報を正確にそして迅速に報道をする、もっと言えば脚色を付けず、視聴者が純粋な判断を行なえるような報道をするべき必要性があるはずなのです。

もちろん全てが全てそうである必要は無いと思いますが、「全ての国民に係わること=政治」に関してはその報道方法こそ「マスコミの成熟度」に繋がると私は思います。

そしてさらに言えば、その報道を見て私たち一人ひとりの国民が「判断」をしなければならないのです。

すなわち、「マスコミの成熟度」+「判断」=テレポリティクスの本来的意義となる訳です。

最終的にはどのような報道がされていたとしても、本質的な問題に着目し、「判断」を行なうのは私たち一人ひとり。

今回の問題に関しても、テレビ朝日が云々、自民党が云々、という問題ではなく、本質的な問題(個別具体的にここでは挙げませんが、、、)をしっかりと見つめなければなりません。

<追伸>

最終的にはどんなことであっても「Face to Face」が一番大切だとは思うのは言うまでもありません。
テレポリティクスだけで政治が動くような時代にはなってほしくないと思いますが。

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