ショーシャンクの空に
ふと気が向いて、DVDで映画を見ることに。
今回見た映画は『ショーシャンクの空に』です。
身に覚えのない罪で投獄されたある銀行員が、内部組織まで腐敗しきった刑務所の中で希望を持ち続けて生き抜く姿を描いたヒューマンドラマですが、名作中の名作。
正直、初めて見る作品ではありませんが、内容を忘れかけていましたので再度見ることにしたのです。
内容をご存じの方はお分かりになるかと思いますが、私が一番心に残っているのは数十年刑務所で過ごした老人ブルックスが社会に順応出来ず自殺するシーン。
「Brooks was here.(ブルックスここにあり)」
という言葉を柱に刻み首を吊るのですが、一般社会の中で自分の居場所が出来ずにいる彼が、最後の最後自分の存在を誰かに示したかった、そんな思いが感じられました。
自分の存在、それが何なのか、社会の中で実感することは極めて難しいことでしょう。
私はプロフィールの中で「周囲の人の幸せの中で存在価値を実感する」と表現していますが、人は皆、形は違えど少なからず生きた証を追い求めて行くのかもしれません。
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